「施設長」という響きには、華やかで落ち着いたイメージがあるかもしれません。しかし、その実態は「責任」という名の重圧と、現場・本部・行政の「板挟み」に遭う過酷な毎日のようです。
今回は、あるケアハウス施設長が明かしてくれた、求人票には決して載らないリアルな部分をお届けします。
🕘 ケアハウスの施設長:業務内容
| 職員の管理 | 育成(人事労務)採用・面接: 新規スタッフの採用活動。相談、人間関係のトラブル解決。 シフト作成、介護技術指導、研修の実施 |
| 利用者対応 | ご家族対応面談・相談: 入居時や退去時の面談、ご家族からの要望やクレーム対応 |
| 契約・状況把握 | 利用者との契約業務、生活状況の確認 |
| 運営 | 経営管理事業計画 |
| 予算管理 | 収支計算 |
| 地域連携・広報活動営業活動 | 地域包括支援センターや居宅介護支援事業所への営業。地域交流: 地域住民やボランティアとの連携 |
| 施設・設備管理建物・物品管理 | 施設の安全管理、修繕、備品管理 |
| 行政対応 | 介護保険事業の報告、消防計画の作成・提出 |
【補足】休日・休憩時間について
「休憩」:休憩時間は食事を済ませたら「デスクワークと電話」でほぼ消える
「休日」:休みは月に10日。しかし夜間や休日のトラブル対応のための出勤、会社からの呼び出し、電話・メールの処理に追われ、実際の休みは月に6日程度です。(心の休日はほぼなし)
💡現場の本音(やりがい・えぐみ)
💀これってこの職場だけ?「この会社の特徴・クセ」
- 役職者は全員見事にイエスマンです。上司にはデータ・根拠ではなく感情でものをいう職員が多くいました。
- 介護現場あるあるなのか、恋愛問題(不倫)する人、施設内での窃盗する人、イージーミスで年寄りを亡くならせてしまった人など、そもそも人として落第点。のような人が数多くいた。
そのうえその本人が「辞める」と言っても介護職は人手不足だから。と配置換えで済まされてなかなかやめられない。その張本人も周りの従業員も望まぬ劣悪な人間関係になっていく。 - 月にシフト上では10日休みのはずが、実際は6日程度しか休みがない。
休みの日に過去に提出した事故報告や、過去の書類の不備や質問で呼び出されて(どう考えても緊急の要件ではなく従業員のことは一切考えず)出勤になっていた。 - 保険請求作業に関しては本部で一括でやってくれていたので利用者へのサービス料金の請求のみ担当していた。
📣介護施設(ケアハウス)の施設長を目指す方へのアドバイス
要介護度が特養と比較すると低いため利用者様とのコミュニケーションが円滑にいきます。それがゆえに本部から他事業所(特養、デイ、ショート)などへの応援を頼まれ自分の施設を空けざるを得ないシーンが多くありました。
当然その間の仕事が溜まり、施設に戻ってからこなすため大幅に残業、ということもよくありました(私の勤務先以外は違うかもしれません)
利用者様、従業員に対して常に自分に余裕がない事の申し訳なさと、その方々の力になりたいという思いとで自分のモチベーションを奮い立たせていたような感じがします。
正直、私は総合的に施設長になるよりも現場の介護職員、プレーヤーとして働いていた方が充実感はありました。
🏥 劣悪な介護現場や、理不尽な経営陣に振り回されているあなたへ
今回のリアルな実態を見て、「うちの施設もまったく同じだ…」「経営陣の思いつきにこれ以上付き合っていられない」と、深く共感された方も多いのではないでしょうか。
介護の世界は尊い仕事ですが、「経営陣の質」や「職場のルール」ひとつで、働くスタッフの精神的な負担が天と地ほど変わる業界でもあります。崩壊しかけている現場で一人で耐え続ける必要はありません。
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